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2004年8月21日(土)〜22日(日)
千葉県鴨川  第9回
全日本スキムボード選手権
2004


チャンピオンクラス優勝
 平賀 恭聖

 (Victoria,三重)

 
ニューチャンプ平賀17歳
ファイナリスト 小田 平賀
チャンピオンクラス ファイナリスト 小田、平賀
チャンピオンクラス
チャンピオンクラス(左から) 3位坂本、1位平賀、2位小田
レディースクラス
レディスクラス(左から) 2位大沢、1位東山、3位櫻井
メンズクラス
メンズクラス(左から) 3位岡山、1位代見、3位斉藤
シニアクラス
シニアクラス(左から) 2位針生、1位石川、3位田野

-------- リザルト -----
チャンピオンクラス
1 平賀 恭聖(Vic、三重)
2 小田 秀成(Slot、福岡)
3 坂本 悠太(Slot、静岡)
4 高野 晃英(Vic、静岡)


レディースクラス
1 東山美智子(Exile)
2 大沢 ひかり
3 櫻井 美穂
4 沢田 久見子

-----------

メンズクラス
1 代見 敏宏
2 斉藤 雄大
3 岡山 利典
4 高田 亮一


シニアクラス
1 石川 正博
2 針生 学
3 田野 博
4 園田 忠雄


コンディション

1日目 波:ヒザ〜ムネ 風:オン3m
2日目 波:コシ→ヒザ    風:オン5〜8m

高校生チャンピオン誕生!
 歴代チャンプの最年少記録は何歳だったのだろうか 定かではないが少なくと10代では無かったはずだ 今回優勝の平賀恭聖(ヒラガキョウセイ)は17歳の高校生 平賀がメンズクラスで優勝してから3年が経ち今年は最上位クラスでの優勝 今回の優勝により最年少記録は一気に引き下げられ、この記録を破る者は当分現れそうにない


 2004年8月21日、22日の2日間に渡って全日本スキムボード選手権が千葉県鴨川で開催された

 1日目のコンディションは正面からの弱めの風 ウネリは十分あるが地形が悪く、セットでの巻いた波はかなり遠く、近めの波の多くは巻かなかった それでも良く選べば乗れる波が一日中続いた

 2日目の朝はウネリは多少落ちたものの前日とあまり変わらない状況 良くは無いがそう悪くもなし しかし昼前頃からオンショアが強くなり、潮が引いたこともあってスープばかりでフェイスのある波はとても少なくなってしまった

 それなりに波の良かった2日目朝までは名のあるスキマー達がスーパーライドを見せ順当に勝ち上がってきたが、波が悪くなってからはいかにその状況に順応するかが大きなポイントとなった。平賀は波の良かった時にも特別目立ったライディングをした訳ではない しかし波の状況が変わってからも平賀は調子を崩すことなく自分のライディングを淡々とこなしその結果大金星を手中に収めた。


その他の注目選手 
 彼らのライディングは圧倒的だった
 坂本(Slot)、高野(Vic)、竹中(Grape)、この3人の静岡スキマーは波の良かった時間帯のヒートやフリーセッション時に、多くのスキマーが到達する事すら不可能な距離に発生する肩以上の波を捕らえ、そこから始まる長い長いライディング 波さえ良ければチューブライドになったであろうと容易に想像できるスーパーライドを何回も決め、見る者を魅了した そのライディングだけを切り取って見れば海外のプロライダー達と比べても見劣りすることは無いだろう
 
 波が悪くなってからの混戦に敗れはしたが彼らがいつでも優勝を狙えるポジションに居ることについて疑う余地は無い

 レディースクラス優勝は旧姓岡美智子 昨年ルースターテール・シークレット店長GONと結婚し今年から「東山」で参戦 平賀と共に市後スキマーの実力を見せ付けた
 叩きつけるようなボードドロップが印象的だったメンズ3位の岡山は和歌山イソコの大型スキマー 小柄なスキマーが台頭する日本スキム界では「軽量級有利説」が蔓延しているがそれを打ち破るライダーになってくれることを願う

平賀
スキムガール
.
観戦
波待ち
.
スタッフガール
勝者へのボディプレス
.
Chiee
↑のだんな
.
副賞
Janken

おまけの言葉
今年の全日本は地方予選の廃止、外人ライダー招待の中止等、運営システムを大きく変えた この変更が非常にうまく回り、最近の大会の中では最もスムースに進行した 選手も観客も大会に集中し一体感の高い大会にまとまった 関係者に多謝

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